
2月になり、お昼の長さがはっきりと長くなって来た事が分る様になりましたね。
もうトンネル栽培のほうれん草・人参の種蒔きを終えた人、トンネル大根の種蒔きの為に畝にマルチを掛けた人など春の生産が始まっています。
ジャガイモ種子芋の販売を開始しました。一部の店舗では12月から販売しているのに何故?と思われた人もいるかも知れませんが、ジャガイモの定植時期は3月中旬以降と当店は提案しています。
12月から販売すると定植適期には劣化をして力を落とすから、栽培現地の保管施設で管理をしてもらい当店の考える販売時期直前に納品をお願いして皆さんに劣化の少ない種子芋を提供したいからです。慌てて寒い時に定植した人と3月中旬に定植した人との収穫時期は1週間位しか変わりません。
しかも貯蔵期間が、適期定植の方が長いと言われます。せめて秋ジャガの収穫が終わるまでは新鮮であって欲しいですね。早期出荷の生産農家を除けば、適期の定植をお勧めします。
長芋類・里芋類の定植適期は3月下旬~4月、ショウガ類の定植適期は4月中旬~5月を提案します。
4月に入ると夏野菜苗の販売が始まりますが「八十八夜の別れ霜」と昔から言われて来た言葉を思い出して下さいね。3月以降に詳しくお話します。
最後にオルトラン(Jエースも同じ)等の薬品の適応範囲の制限が縮小します。出荷農家の皆さんは販売店でしっかり説明を受けないと出荷が出来なくなるかも知れませんから注意してくださいね。
菜園の皆さんは自己責任で使用して食べるのは構いませんが、何故そうなったのかと言う説明を聞いてから決断をしてくださいね。