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毎年の事ですが

 梅雨に入り毎年の事ですが「ナスの葉が黄色くなって病気だから農薬が欲しい。」「ピーマンが大きくならない肥料をくれ」等、野菜の悩みで来店される方がかなりの人数でいます。当店は「どんな病気ですか?症状は?」と聞くのですが説明が出来ない人が大半です。そんなお客様には「症状の出た葉を持って来るか画像で見せてください。ほとんど症状で対応策を提案できますよ。」と言って再度来店をしてもらっています。
意外と病気でも無いケースが多いので原因はと考えると、野菜つくりにおいての最低の基本を理解されていない為に起きたケースが多い事が分りました。
現在の野菜つくりの情報が、いい加減で誤解を招く表現が多いかと言う事に原因があります。情報入手の手段に問題があるのです。一部のインターネット・テレビ番組においては首を傾げる情報や表現があり、それを前提に野菜つくりをした場合には問題が起きるケースがある事は、ちょっと専門的な知識を持っている人が見れば直ぐに分ると思います。
色々な情報が簡単に入手出来るからこそ、正しいか間違っているかを判断する事をしないといけないと理解をしてください。
新聞に書いてある事や書物であっても情報を入手した相手が、間違っていたり解釈や表現の違いや編集者の基礎知識のレベルによっては理解に苦しむ情報もあると思っても良いかと思います。
記事としては間違っていなくても生産の参考にはならない事もあると言う事です。
そんな時に地元の気候を理解して出荷生産者とも近い当店の様な種苗専門店で基本的な情報を入手して失敗の無い菜園を楽しんで欲しいと思います。疑問に思った時はお近くの種苗店に問い合わせてみる事もひとつの失敗を未然に防ぐ方法かもしれませんよ。
基礎知識が無く、失敗を繰り返し菜園を止めてしまう方を少しでも無くす為に頑張っていますので友達にそんな方がいたら紹介をして下さいね。
 さて7月にに入ると大豆・小豆・キャベツ等・人参の蒔時になって来ます。夏野菜の抑制苗や抑制播種も可能です。簡単に生産出来て10月に収穫できる夏野菜の生産に挑戦してみるのも良いかもですよ。
by tanetori | 2015-07-02 10:56 | 独り言 | Comments(0)
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