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10月です

 10月です。
今年の秋は、雨が多く野菜苗の畑つくりがなかなか出来ず困った方も多かったと思います。慌てて畑が乾いていなくても畝をつくり団子状態にしてしまい苗を植えても種を蒔いても結果が良くなく残念な結果を出している人もいると聞きます。
当店の生産農家でも畑づくりの基礎である乾いている時の畝づくりと排水が出来ていなくて、定植苗の湿害から来る立ち枯れ病等で全滅をさせた事故も起きました。毎年、同じ事をしていると言われていたので畑を見に行ってビックリでした。一応、プロ農家ですのでレベルの高い生産農家にお願いして排水の基礎を個人指導をしてもらいました。生産農家でもこんな当たり前の事を理解していない事が分かり障害が出来た時は細かく現状を聞いたり見た上での指導をしないといけない事を自覚しました。農業熟等で勉強をして4~5年で出荷をしている方が口癖の様に「いつも通りやっている」と言う言葉に対して「天候や気候は毎年いつも通りではないですよ。機械を作っているのではありませんよ。」と言っていますが理解できない人は沢山いる現実は否定できません。一流の農家は「40年農業をやっていても40回しか生産をしていない。毎年が勉強だ。」といっている事を理解して謙虚に悪い結果でも受け止めて欲しいと思っています。
さて、秋野菜の種蒔きも終盤になってきました。法蓮草は順番に品種を代えていけば春まで蒔けますので当店で品種・対処法を聞いてください。エンドウの早蒔きは冬に枯れてしまいますので注意をしましょう。
いよいよイチゴ苗が入荷してきます。露地栽培に最適な品種が入荷予定ですの10月上旬には店頭に並びます。玉葱苗ですが、豊田においては1月までに定植をすれば収穫可能ですので、間違っても10月の中旬から早生とはいえ販売する所では購入を避けてください。翌年にネギ坊主が出て嫌な思いをされた方は理会していただけますね。順次ですが1月まで野菜苗の入荷を予定していますので問い合わせてください。
 ガーデニング苗ですが、パンジー・ビオラに関しては10月定植は暑くてヒョロヒョロになるのでせめて10月下旬からの定植をお薦めします。八ヶ岳等の高原で生産された苗は、とても綺麗で買いたくなりますが我慢をお薦めします。地元で出来たガッチリとした苗の購入が良いと思います。10月に花が欲しい方は涼しくなって色鮮やかになったサルビアやジニア・マリーゴールド・千日紅等夏花壇苗を1か月限定で楽しむのも良いかもしれませんね。



# by tanetori | 2022-10-01 08:10 | 独り言 | Comments(0)

9月になりました。

9月になりました。
秋冬野菜の種蒔きや苗つくりの時期になりました。今年は雨が多く、圃場の準備が遅れてしまっている方もいるかと思いますが、慌てて耕運機等を圃場に入れると土が団子状態になって作付けに支障が出ますので多少遅れても良いのである程度、圃場が乾いてから耕運機等を入れましょう。その場合に、堆肥や牛糞・鶏糞等の発酵物は入れない様にして苗に障害を与えない様にし、追肥で育てる様にすることをお薦めします。秋ジャガも芽出しが整えば植え付けをしましょう。大根等の直播をする野菜やキャベツ・ブロッコリー・カリフラワー・レタス・白菜等の苗の植え付けも順次始まります。種から白菜をつくる人の種蒔きも始まります。秋冬野菜は、過度の早蒔きをした場合高温障害の危険性が出ます。面倒なのは、収穫が近くなってからしか障害が分からない事です。気持ちだけで早く種蒔きをするのではなく専門店に播種時期を確認の上に作業を行ってくださいね。玉葱種の播種時期に関しては定植時期(11月~1月)に小指の半分位の太さになるのを目安にしてください。早蒔きをして太い立派な苗を作らない様にしましょう。レベルの低い量販店で販売している苗と同じ様に春に花が咲いて食べれなくなります。
茄子等の夏野菜もお彼岸を過ぎると硬くなってきたり弱ってきます。これは露地では当たり前の事ですので何時まで収穫を続けるかの判断基準になるかと思います。
病害虫の対策ですが、秋冬野菜は暖かい時(9月~10月)にしっかりとした対策をしていれば11月以降、気温が下がってくれば低温で発生する病気以外は問題ないと思いますので2か月間を頑張ってください。方法は問い合わせてください。
 ガーデニング苗の販売が始まりますが、この時期は、夏で弱ったり、枯れた部分の捕植程度にするか全部を植え替えるかを判断しましょう。ただし、パンジー等苗の定植が11月より始まりますので、それまでのものと理解をして下さいね。パンジー苗の定植は10月に行うと高温でヒョロヒョロになってしまいますので販売店の広告等で慌てて植え付けをしないようにしましょうね。


# by tanetori | 2022-09-03 07:00 | 独り言 | Comments(0)

8月です

8月になりました。
 酷暑と言っても過言でない暑さですね。その中での菜園作業は大変だと思いますが早起きをして涼しいうちに作業を行い、気温が上昇し始めたら作業を終えて無理をしない様にしてくださいね。
7月中下旬よりキャベツ・ブロッコリー等の種蒔きが始まっています。8月に入り種蒔きや育苗作業が色々出て来ます。
暑さ対策・殺虫殺菌・灌水では今までの経験がものを言います。苗半作と言って、全ての結果は苗の出来栄えで良し悪しが決まります。可愛がり過ぎの柔らかい苗とか、圃場づくりが遅れ老化した苗を植えたりすれば良い結果が出る可能性は低くなるのは当然ですよね。
経験の少ない方は、苗の購入から徐々に経験を積んで種蒔きから苗づくりに挑戦をされることをお薦めします。最近の生産者は小苗を植えます。特にキャベツや白菜の様に球になるものは大きい老化苗を植えると結球が悪くなる可能性が高いので注意をしましょう。ただし、小苗を植える場合は灌水に注意をして速やかな活着を目指しましょうね。
苗つくりが始まれば圃場の準備も始めましょう。良質な堆肥を入手して疲れた圃場の土の回復をさせましょう。
発酵の頻度にもよりますが余裕を持った圃場づくりをしてくださいね。
直播をする野菜として人参が種蒔き可能です。雨が降りませんので自力での灌水を覚悟してください。確実に発芽をさせるには発芽条件を満たさないといけません。方法に関しては出来ない方もあるので興味のある方は当店で聞いて納得をした方だけが挑戦してみてください。大根や蕪等の直播をする品種にも同じ方法をすることで発芽そろいが良くなりますので理屈だけでも理解をすると言いと思います。9月上旬より多数の品種の種蒔きが可能になりますので秋野菜の圃場づくりは計画的に行ってくださいね。
秋野菜の病虫害は、気温の高い9月~11月上旬が多いと思います。この間に徹底した予防をすれば良い結果の野菜の収穫が期待できます。何時も言ってるように農薬はある期間で野菜には残りません。スーパーで販売されている野菜も食品衛生法の下で管理されていてます。農薬の購入時に使用上の注意をしっかり聞いてください。農薬を使用した野菜より農薬を散布する方が一番注意をしないといけないと言う事を認識して下さいね。心配な方は購入前に当店にお尋ねください。
 8月のガーデニングは、厚さとの戦いになります。暑さに強い植物を選ばれた方は普段通りの管理で良いと思いますがそうでない植物の場合は、何とか朝夕が涼しくなるまで我慢をさせ9月からの再生か植え替えをしないといけません。もっと暑さに強い植物が沢山出てくると良いですよね。
植え替えの為の植物は、9月上旬より販売が始まります。




# by tanetori | 2022-08-01 14:01 | 独り言 | Comments(0)

7月の作業について

 7月になりました。
夏野菜の収穫や管理で楽しい日々を送っている方が多いと思いを広げています。
今年、当店に夏野菜の問い合わせて多かったのは意外と初歩的な事が多い印象を受けました。例を挙げると青枯れや玉葱の病害虫など、購入前・購入時に注意したことを確実にしていただければ防げた事が多く、残念な気持ちになりました。青枯れに関しては、接木苗の重要性をしっかり説明したのに価格が高いと言う事で自根苗を購入し画像を持って来店され、説明をして再納得している方もいました。家電量販店で商品の説明を受け価格ドットコムの価格を見せて断られればネットで購入する感覚で当店の説明を聞いていたのなのかな?なんて思ってしまう事例ですね。
玉葱に関してみれば、殺虫・殺菌のタイミングをお話してもスルーをして発病した画像を持って来て「残念でした」で終了です。野菜苗は、どこで買っても同じではありません。品種も違えば当然美味しさも違います。工業製品の様に品番が同じものはありません。理解をして欲しいですね
生産農家ではないので、笑って終わりかもしれませんが自分としては残念です。これ以外にも色々な基礎的な事で、防げる事なのに、説明しているのに起こしてしまう事例が多く、当店としては提案はしますが行動はあなたが決める事ですよと言う対応しか出来ないと自分に言い聞かせ、これからも提案をしっかりして行こうと思いました。
 7月の作業は、夏野菜の管理が重要ですね。病虫害対策と追肥・除草を頑張ってください。それと秋野菜の作付けの為に圃場の準備が始まります。原点に戻って作業を進めてくださいね。もし、自信が無ければ早めの問い合わせをお願いします。
秋種子の販売は、順次入荷予定ですが今月中旬以降ならある程度の入荷はしていると思います。秋ジャガは8月入荷予定ですので早蒔きの種子以外は8月来店でも良いかと思います。苗の入荷は8月下旬からです。
 ガーデニングは、熱帯と思える豊田の夏を乗り越える作業や品種を取り入れ楽しんでください。それに対応できる品種の販売をしていますが、まだ少ないので許してくださいね。最悪、劣化が酷い場合は8月下旬まで頑張って枯らさない様にして刈込や、追肥を行えば秋に再生のチャンスはあります。残念ながら枯れてしまった場合は、9月上旬に植え替えをして、パンジー植え付け(11月中旬以降)まで楽しみましょうね。


# by tanetori | 2022-07-01 08:47 | 独り言 | Comments(0)

6月になりました

 6月になりました。
今年の春は、3月の高温から5月の異常な低温となり春野菜の購入時期には悩まれたと思います。
夏野菜苗も生育期の高温で異常に伸びてしまった苗を売る店舗があり、正直言って情けないと感じました。
プロ意識よりも、なんとか売りさばきたいと思わされる販売をしている事が明確で,当然賢明な方は購入をしなかったと思います。当店がそのような場合は、生産者と相談して廃棄をして販売をしていますので安心をしてください。
5月から販売された、サツマイモ苗は低温でつるの伸びが悪く、品薄状態が続いていましたので満足な販売がなかなか出来ずご迷惑を掛けました。最終段階の販売になっていますが何とか完納が出来そうです。
玉葱の価格高騰のニュースを耳にしますが、なぜ安い時は何も言わず安い時だけ騒ぐのか?農家も生活をしていますそれなりの収入が必要ですので安定した価格で販売をして欲しいのですが市場・スーパーの思惑もあり相変わらず相場で推移していますね。テレビに出ているスーパーの社長を見るとちょっとイラッとします。消費者の味方みたいな顔をしてしっかり経営しているのは立派ですよね。
同時に玉葱の出来が悪い方や病気らしい問い合わせを受けます。春の殺虫・殺菌を怠ったり、乾燥時の灌水を怠った結果が出ていると指摘をしていますが、品種や収穫時期によって違いますので興味のある方や収穫で嫌な思いをした方は画像を添えて問い合わせて来年の対策を考えてくださいね。
 この時期の菜園作業としては、病害虫対策です。気温の上昇とともに病害虫の発生が目立って来ます。当店としては、予防に心掛けて下さいと言い続けて来ました。夏野菜の生育状態を注意深く観察をして、おかしいと思ったら画像を持って来て下さいね。的確な提案が出来ると思いますので宜しくお願いします。
遅蒔きの胡瓜・トウモロコシ・晩生ナス・丹波黒豆・大納言小豆・山牛蒡の販売も始まりますので時間があれば、来店をして下さいね。
 ガーデニングに関しては、熱帯と言っても過言ではない豊田市において今までの花苗では8月に痛むか枯れてしまします。8月下旬に切り戻しをして秋に楽しむか植え替えの方法もありますが、根本的に暑さに強い品種を購入して真夏も楽しむ提案をし販売をして行こうと考えています。メーカーの認識がまちまちなので品種・数量的には多くありませんが参考にしてもらえると嬉しいです。

# by tanetori | 2022-06-02 06:38 | 独り言 | Comments(0)